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 ある日、エメラルドのようなキャンディを食べたら、私は魔法が使えるようになった。これまで魔法が使えたらどんなことをしたいか全然考えなかった。その夜、「星の王子さま」を見て、一つのアイデアが浮かんだ。
 私は村上春樹によって書かれた「海辺のカフカ」と「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の主人公が好きだ。カフカは自由を求め、家を出た。つくるは素直で単純な人で、駅を造るのが好きだ。星の王子さまは一人で暮らしていて、一人も友達がいない。もし、私が念力でこの三人を星の王子さまの星に住ませられるなら、きっとおもしろくなるだろう。
 つくるは駅が好きだから、私は魔法でたくさんの駅を造る。その中の一つは「オーツカ」というのだ。カフカは本を読むのが好きだから、図書館も造る。それにカフカを図書館司書にする。星の王子さまは昔は一人の友達もいなく、バラの花を一つ持ち、星には彼の膝の高さしかない三つの火山があった。でも、今つくるとかフカという二人の友達ができた。一緒にバラの花をたくさん植えたり、駅を造ったり、一日に日の入りを四十三度見たりする。しかし、カフカは自由が好きで、ロケットに乗って、自由に宇宙を飛びたがるかもしれない。
 これから、また何か楽しいことが起きるのだろう。

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    紗季 發表在 痞客邦 留言(0) 人氣()